昨日、NX650ライド、夕食の後に暗くなりましたが、ガレージでR25/3エンジンと
少し過ごしました。
横倒ししてオイルパンを観察、下部が凹んでいます、、走行時に凹ませたの
でしょう、、相当に距離を走った僕のR60USのオイルパン下部も凹んでいますが
これほどではありません、、
このR25/3は実用領域でオイルパンの地上高が低いのでしょう、、
気を付けるようです。
オイルパンを外して内部底をチェック、粘度の高いオイルが付着していますが、
一見金属ゴミは無さそう、、洗浄時に更にチェックします。
エンジン下から内部をチェック、比較的キレイに見えます。
オイルストレーナー固定ボルトや周り止めには脱着した形跡が見られないので
工場出荷状態のままなのかな、、
シリンダーを外そうと、ナットを緩めるのに使うのはR69車載工具の14mm
スパナ、このスパナ形状は強度があり使い易い、、
シリンダーを外しました、、、
シリンダーとケース間にガスケットが入っていない、、、
僕が無意識にガスケットを外して何処かへ置いたのかと、、周りを探したのですが
見当たらない、、気にしています。
ピストン頭のカーボンスラッジを取り除いて掃除、
ピストンを持ってコンロッド、クランクの動き縦横の剛性をチェック、
ガタ無くスムーズに動き異常は無く安心、イイ状態です。
コンロッドは1958年製R69と同形状の骨太タイプで、1967年製のR60の
薄い断面形状とは違いました。
ピストン頭を磨いて
ピストン頭の刻印をチェック
67.95
55/6
を確認できました。
シリンダーボア 68mmに対してクリアランス0.05のピストン
オーバーサイズでないオリジナルピストンで工場出荷時のモノでしょう、、
1955年6月製造のピストン
シリンダー内面はピストンで摩耗研磨された光沢で機械加工された加工跡や
傷は見られない、、指先で感触をチェックすると微小にピストン下降端付近に
段差感覚がありました。
今回は、ボーリング+オーバーサイズピストン交換はしないでこのまま組んで
走らせてみます。
以上、、