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R25エンジン~タイミングチェーンケースカバー組付け

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        寒い一日、
  昨日の続きでR25エンジンを組立
  写真記録チェックして昨日接続したタイミングチェーンのジョイントクリップの
  向きが逆でした。・・・下の写真は逆付状態
  分解前の状態に戻しました。
  また、ベアリングホルダー&ベアリングカバー締付ボルトM6の長さが2種類あり
  長い方がアルミ材ケースに締め込むベアリングホルダー側と分かり修正しました。
  (ベアリングカバー取付けボルトは鉄製のベアリングホルダーに締めつけます) 
イメージ 1
    
   チェーンテンショナーを組付け
   R25/3にはチェーンテンショナーはオリジナルでは付いていないので、これは
   R26用を改善として以前のオーナー時代に付けられたのでしょう、、
イメージ 12
   ピストン上死点位置で両スプロケットの合せマークが並ぶ事を確認してOKでした。
 
   クランクシャフトに3ヶ目のベアリングをクランクシャフト先端から圧入
   そしてタイミングチェーンケースのカバーを組付けました。
   間には新品のガスケット:とても薄く多分0.1~0.2mmt程度
   カバーはベアリングアウターと嵌め合いからバーナー加熱をしました。
   (その後の何度も組み直しした際はバーナー加熱無しで嵌め合い可能でした)
イメージ 2
 
   カバーを組付けて、ナット4ヶ&ボルト4ヶで締め付けるとクランクシャフトが
   回らなくなり、アレレ
イメージ 3
   ナット&ボルトの締付方法をイロイロ変えてみたもののダメ、
   カバーと嵌め合いになるベアリングの深さを調整してもダメ、
   カバーとケースの合せ面をチェックすると僅かな一部に浮き(タワミ)が見られた
   ので、どちらかが歪んで面精度が出ていない感じでした。
   カバーの構造・形状は左右上下が非対称で薄い為精度保持には不利な形態です。
   60年前の製品で熟成進化が出来ていないのでしょう、、
   多分、多くのR25,26,27の持病になっているのでは、と思います。
    先ほどカバーをバーナー加熱して歪んだのか、、60年の経年で歪んだのかは、
   分かりませんが、このまま何度も開け締めしてトライしても改善はしそうにない、、
 
   ランチ休憩時、ネットでラモさんの26号記事を拝見しました。
   同様の事象がありその対策:ガスケットを0.1mm⇒0.5mmtに変更して解決
   を参考にガレージにあった0.5mmガスケット素材シートでガスケットを作成しました。
   外は寒いのでコタツに入って内職仕事でした。
   左側:購入した新品ガスケット(0.1mm~0.2t)をマスター型にして
   右側:手作業で切り出して作った0.5mmtガスケット
イメージ 4
   上手くケースに合いました。
イメージ 5
 
   カバーを組付け締めつけるとクランク回転はOKで行けそうです、、
   少し締付トルクは低めの方が良さそうなので液体シール剤が必要から
   ガレージにあるガスケットシーラーを出すと内部まで固まって使用不能でした。
   密封不良で変質してゴム状に硬化していました。
イメージ 6
   ネット注文では明日以降になるので早速ホームセンターで使えそうなシール剤を
   調達して、このブランドなら大丈夫かな、、
イメージ 7
 
   合せ部に塗布、赤色ですね、、 
   半透明の方が好みですが、機能重視で使えればOKです。
イメージ 8
   ナット&ボルトで締めつけてクランクの回りはOK,指で回りました。
   ラモさんの記事のおかげでした。ありがとうございました。
 
   オイルパンにレイアウトされたオイルポンプ、
   分解して洗浄しようとしましたが、1本のボルトが緩まず無理をすると
   オイルポンプ本体が壊れそうに思い分解は断念してオイル穴からの洗浄にしました。
イメージ 9
 
   オイルポンプ、ストレーナーをエンジンに取付け
   オイルパンを仮付け(ガスケット注文を忘れていました)
イメージ 10
 
   今後のエンジン組立作業用に、エンジンを正立する作業台を作成して
   エンジンを固定しました。
イメージ 11
 
    以上、、

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