朝イチ自宅から基地に移動、レンタルガレージへ溶接補修の為GL1200
Acty号に積もうとしましたが失敗、ダメでした。
Acty号の荷台に上げる途中で止めて下げる際、前輪がブリッジから脱輪して
ブリッジが少し変形しました。
ブリッジの耐荷重は250kg、GL1200は完成車で300kgですがイロイロ
外しているので270kg位、でも過荷重でした。
Acty号の荷台に載せられなかったのは、GL1200のエンジン下面が
ブリッジと荷台の角に干渉した為でした。
GL1200はアメリカンスタイル、エンジン下面が低いのでした。
我基地のバイクでActy号に載せなかったのはGL1200だけで、他のバイクはActyに
載せていました。GL1200を整備して車検登録の為車検場へ持込む際、Actyに
載せるには勇気がなく恐いので止めて仮ナンバーで自走しました。
今回、チャレンジでActy号搭載にトライしましたがあえなく退却でした。
それでレンタルガレージへGL1200を持込むにはどうしたものか、、
手押しでは時間も掛かり又体力も消耗するので避けたい、、
それで少し面倒でしたが組立てて走れる程度にして自走することに、、、
ガソリンタンクを取付けるのは大仕事なので整備用のタンクを付けて
タンク風カバーとシートは置いただけの状態で出発して
レンタルガレージに到着、作業準備をして
使う溶接機は、これ
TIG Welding (Tungsten Inert gas Welding)
電極がタングステン針で酸化防止にイナートガス(不活性ガス)にアルゴンガス
を使う直流アーク溶接方法です。
20数年前に家庭用アーク溶接機(被覆溶接棒式)でGL1200を補修しましたが
本格的な溶接機で作業するのは30数年振りでした。
しかもTIG Weldingを手作業は初めてでした。
通常4輪や2輪の量産工場ではスポット抵抗溶接が主体で一部にMIG Weld、
そして偶にTIG Weldが使われています。
大昔1974年、就職1年目の現場実習でGL1000(371)立ち上げ時のフレーム
自動溶接機の製造組立~量産稼働調整でMIGやTIG Weld溶接自動機の調整を
経験した事はありました。
溶接電極からワイヤー芯線が半自動で供給されるMIG Weld(Metal Inert gas)
や被覆溶接棒アーク溶接、またスポット溶接は40年~30数年前迄は良く関わり
自分でも溶接作業をする事がありました。
TIG はMIG や被覆溶接棒と同様のアーク溶接なので基本は同じですので
今日のTIG Weldはその要領でやりながら慣れて進めました。
大昔、現場に居た頃が懐かしくなり、又腕は大分下がりましたがその経験が
役立ちました。
久し振りの溶接作業ではマズマズの出来かな、、、
プロには見せられないレベルですが、、、、
部品の脱着、そして溶接作業、グラインダー作業等でレンタルガレージには
4時間ほど滞在しました。
溶接棒9本、タングステン電極1本、TIG Weld溶接機、グラインダー、エアー
を使い会計は1万円ほどでお世話になりました。
少々荒っぽい動きでしたが事故や災害も無く目論見完了で一安心でした。
基地に帰還して、
フレームの溶接部、サビで痛んだ部位の塗装補修もついでにしようと
グラインダーや溶接の汚れ、ホコリを洗車、
そして溶接部は少々凸凹なのでパテ補修
余談ですが、ガソリンタンクを外した際のホース栓に
ゴルフの木製ティーを使い、これがナカナカ便利でイイのです。
GL1200のクレイマーのマニュアルでタンク脱着作業を参考にしましたが
このマニュアルに「ゴルフのティーを使う」と記されていました。
アメリカンらしいです。
H社の純正マニュアルではこのような記述はマズないでしょう、、
夕食は近くのステーキレストランへ
今日のステーキはいつもと違いレアー気味
北米のレストランや日本でも専門レストランでは焼き方はオプションになって
いますが、ここではオプションではなく通常いつもミディアムなのですが
今日はイレギュラーなのでしょう、、
でも僕はレアーも好きで大丈夫、美味しく頂きました。
以上、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、