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R60エンジンオイルについて検討

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   R60がそろそろ組み上がりそうで、エンジン内をリフレッシュ後のエンジンオイル
  をどうしようか、考えていました。
  今回のR60修理整備のキッカケになったのは、クランク付近からの異音でした。
  クランクをバラしてみると、後側のコンロッド大端部ベアリングのカジリが見られ、
  この異常が異音になった、と判明。
  なぜ大端部ベアリングのカジリが生じたのか?
  まずは、潤滑不良が一般的で、その次のなぜ潤滑不良になったのか?は、
  可能性としてあるのは、
   ①エンジンオイル交換時期遅れ
   ②エンジンオイル仕様が不適格
   ③エンジンオイル不足
   ④エンジン内スラッジ過多(クランクケース内、スリンガープレート清掃なし)
   ⑤エンジン寿命(約10万km走行)
   ⑥気温が高くオーバーヒート、
   ⑦過大負荷
   ⑧オイルポンプ不良
  等などが考えられます。
   今となっては原因の特定は出来ませんので、どう可能性のある要因を減らすか
  弱めるか、が再発防止の対策になりそう、、と考えました。
  対策として整理すると、
    ・今回の修理整備で④、⑤、⑧項は部品更新で対策済み
    ・今後の使用、走行時で⑥、⑦項は避ける対応で対策見込み
    今後の使用、走行には、①、②、③はオイル管理を強化する対策が必要
  としたいです。

  B旧車のエンジンオイルについては、
   メーカー指定  0℃以下  10W30
                                 0℃~30℃ SAE30
                                 30℃以上  SAE40

  そしてネットでチェックするとイロイロなケースや意見が見られ概要は、
   メーカー指定のSAE30,SAE40(シングルグレードオイル)が入手困難の為
   鉱物油 20w50を使用するケースが多く、
   僕のR60,R69にも日本ではバルボリン20W50を使用していました。
 
  シングルグレードオイルについてネットでチェックすると以下の記事がありました。
  勉強になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シングルグレードのオイルは、現在のようにオイル配合技術が進歩する前に使用されていたオイルのことで、ひと昔前のオイルといって良いでしょう。現代では一般に販売されているケースはほとんど見られませんので、入手も困難です。
昔はオイルのマルチグレード化を達成する技術が未熟だったために、秋口になると冬場に備えた粘度の低い「柔らかいオイル」に交換し、春になると夏場に備えて「粘度の高いオイル」に交換する、年2回のオイル交換が必要でした。
しかし、現在ではこれらの手間を解消するため、オイルのマルチグレード化が進みましたので、このようなめんどうな作業はまったく必要なくなったのです。

一例として、10W-40 などのオイルでは冬から夏まで年間を通して使用できます。
このようなオイルのことを「マルチグレード」、別名を「オールシーズンタイプ」と呼んでいます。

現在でも、大型のディーゼルエンジンを搭載している大型トラックや建設機械のディーゼルエンジンにはシングルグレードが指定されています。わが国では「SAE 30」が一般的です。
しかし、今後登場してくる次世代ディーゼルエンジンオイルではマルチグレードが主流となり、シングルグレードのディーゼルオイルは過去のものとなるでしょう。
ごく特殊な場合を除き、ガソリン車でシングルグレードのオイルを使用するケースはほとんどありません。今でも使用しているのは、空冷エンジンを搭載しているフォルクスワーゲン・ビートルぐらいです。
したがって、現在ではシングル・グレードのモーターオイルを製造しているメーカーもごくわずかとなってしまいました。
外国のオイルメーカー(特に米国)は今でもシングル油を持っている場合が多いですので、シングルグレードを探す場合の参考にしてください。

ワンポイント・アドバイス:
シングルグレードの使用例では、一般的な使用では「SAE 30」が多く夏場では「40」、特に暑い地域では「50」番を使用します。反対に、冬期の使用では「10W」や「20W」を使用します。
どうしてもシングルグレードが手に入らない場合には米国系石油会社の「20W-50」で対応してください。 今回、シングルグレードオイル(SAE30,SAE40)を探しました。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  シングルグレードオイルを探し何とか良さそうな銘柄オイル、業者さんが見付かり
  今夜、注文連絡をします。
  30℃以上の猛暑になる夏場はSAE40、それ以外はSAE30を使用するつもりです。
  それで年2回のオイル交換になり交換時期遅れやオイル劣化の要因も消えます。

   ブログ記事を読み直してR60エンジンの異音が気になり始めたのは、
  2013年9月でした。その前の7月、8月は猛暑で35℃~ぐらいまで気温が上がり
  何度かR60で秩父方面へ走っていました。
  日本より涼しいドイツで50年以上前に設計されたR60、そして地球温暖化で
  猛暑日が急増した現代、オイル管理に気遣いをしてみます。
  シングルグレードオイルが届きましたら記事にします。

   今日は曇り空、これから天気は回復する予報、
  3月末の車検後、乗っていなかったPrelude、掃除して試乗しました。
  ダイレクトなトラクション、イイ感じでした。
イメージ 1

   CB750Fourも清掃点検、
イメージ 2

   試乗しました。
イメージ 3

     以上、、

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