午後からL350エンジンからのオイル漏れ修理にトライ、
昨年6月に車検登録で復活したSL350 K0,調子よく走っていましたが、
エンジンからのオイル漏れが目立ち始めていました。
どうもエンジンヘッドの点火ポイント、ガバナー装置の奥にあるカム軸の
オイルシールから漏れているようです。
昨日、ドリーム店でオイルシール(22x35x6)を入手したので、
今日は交換しようと、ポイントカバー、ポイント基盤を外して、
シリンダーフィンやポイントケース底面には漏れたオイルが見えました。
中は薄い赤サビパウダー状態、オイル切れでカラカラでした。
ここを弄るのは初めてで手探り状態
ガバナーの一部:カムカラ―が外れましたが、ガバナー本体はどうすれば
外せるのか、
CRCをスプレーして潤滑、清掃しながら、暫らく観察しながら検討、
ホットガンで加熱して、
プライヤーに布を噛まして軸を囲っているカラ―ごと引張ると簡単に抜けました。
オイルシールにアクセスできて、キリ先でコジリ出しました。
シール自体は硬化してキリ先はブスリとは刺さりませんでしたが成功
新オイルシールの組込みはスムース
ガバナー本体は洗浄、給油をして組込み、
カムカラ―のカム表面は細かなキズが多数有りましたので、
ポイントギャップを0.3~0.4mmに調整、そして点火時期調整しました。
点火時期調整の為、発電機カバーを外すとエンジンオイルが多量に
流出しました。それで点火時期調整にはストロボは使えないので、
Fマーク合せをテスターでチェックしました。
ポイントカバーのガスケットを自作、
昨年の復活時にドリーム店で頼むと、既に欠番でしたので、その際にも
市販の固いガスケット材を使い自作しましたが、材質から折れ易かったので
今回は柔らかいコルク材を使いました。
なんとか使えそう、、
エンジンからオイルが多量に流出したので全て抜いて遠心分離式の
オイルフィルターを清掃、スラッジが少々有りました。
新しいエンジンオイル(S9 10W40)を入れて
エンジンを始動すると元気よく回りパワフル、OKでした。
今日の整備後のオドメーター
本日9,815mile (15,704km)
復活時8,756mile(14,010km)で1,700km走行しました。
前回のオイル交換2014年6月24日 9,152mile(14,643km)で1,061km走行
エンジンのオイル漏れ修理(オイルシール交換)に伴い、
・ガバナー清掃、研磨、潤滑給油
・ポイントギャップ調整
・点火時期調整
・オイル交換
が出来ました。ケッコウ手間取りましたがこれで安心して走れそうです。
明日は午後から伊勢原へクルマで向います。
以上、、