朝方から小雨の一日、
自宅から基地へ移動して今日の活動を計画、
準備を始めて、Acty号で出動しました。助手席に乗せた彼女は布に包まれて、
シートベルトを装着
チョッと10kmほどドライブ、着いた処です。彼女は分解中のR60エンジン
工具屋Aさん、店内にR60エンジンを持込んで、ギア抜き出来る工具を相談すると、
店長さんが選んでくれたプーラーを合せたところ、
左は参考に僕が持ち込んだ薄爪プーラー、
分割型のホルダーはR60ギア脇にあるオイルノズルに干渉して使えませんでした。
ギアに合せたプーラーは剛性が有りそうで爪の巾、奥行きもありギアへの負担は
少なそうで使えそう、と購入を決めました。
ヤスリセット(600円)、クランクプーラー(8900円)で税込10,260円でした。
徐々に工具が増えますね、、
基地に帰還して、配管用鉄製3/4内側スリーブを防熱対策でクランクシャフトエンドに
被せてプーラーをセット、
ガスバーナーで加熱してプーラーで引張ると、プーラーの爪が外側に逃げてしまい
再検討、センタリング修正とボルトトルクアップをして、又過熱方法が不足している
のか、クランクシャフトが熱くなった為か、過熱と防熱見直しをして、やり直しました。
クランクシャフト温度上昇防止を改善する為、薄肉の3/4内側スリーブから変更して
肉厚の3/4外側スリーブをクランクシャフトに被せてバーナー過熱を強化しました。
そしてプーラーで静かに引張ると、ズルズルとギアが抜けました。
ギアを点検するとプーラーの爪が当った部位が少し痛んでいたので
ヤスリで面取補修を施してナントカ再使用OKでしょう、、
次はベアリングホルダーをクランクシャフトから抜き出す作業、
純正マニュアルを見ると、
ゲルマン式の頑丈そうな専用工具を使っている写真、
M8ボルトを固定している場所は、
この2ヶ所(親指と人差し指)だけでしょう、、、ボルトを仮止めしました。
先日、藤棚博士さんからマニュアル通りにしないと壊れるよ、、とアドバイスが
ありましたので注意しています。
これで良ければプーラーでこの穴をボルトとプーラーで引張りたい、と思います。
今日はここまで、ギアが抜けてスッキリしました。
次はクランクベアリングホルダー抜き、そしていよいよクランクシャフト抜きですね、
以上、、