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R60エンジン分解点検~クランクタイミングギア抜き

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  朝方から小雨の一日、
 
  自宅から基地へ移動して今日の活動を計画、
  準備を始めて、Acty号で出動しました。助手席に乗せた彼女は布に包まれて、
  シートベルトを装着
イメージ 1
 
  チョッと10kmほどドライブ、着いた処です。彼女は分解中のR60エンジン
イメージ 2
 
  工具屋Aさん、店内にR60エンジンを持込んで、ギア抜き出来る工具を相談すると、
  店長さんが選んでくれたプーラーを合せたところ、
イメージ 3
  左は参考に僕が持ち込んだ薄爪プーラー、
  分割型のホルダーはR60ギア脇にあるオイルノズルに干渉して使えませんでした。
  ギアに合せたプーラーは剛性が有りそうで爪の巾、奥行きもありギアへの負担は
  少なそうで使えそう、と購入を決めました。
  ヤスリセット(600円)、クランクプーラー(8900円)で税込10,260円でした。
  徐々に工具が増えますね、、
イメージ 4
 
  基地に帰還して、配管用鉄製3/4内側スリーブを防熱対策でクランクシャフトエンドに
  被せてプーラーをセット、
イメージ 5
 
  ガスバーナーで加熱してプーラーで引張ると、プーラーの爪が外側に逃げてしまい
  再検討、センタリング修正とボルトトルクアップをして、又過熱方法が不足している
  のか、クランクシャフトが熱くなった為か、過熱と防熱見直しをして、やり直しました。
  クランクシャフト温度上昇防止を改善する為、薄肉の3/4内側スリーブから変更して
  肉厚の3/4外側スリーブをクランクシャフトに被せてバーナー過熱を強化しました。
イメージ 6
   そしてプーラーで静かに引張ると、ズルズルとギアが抜けました。
イメージ 7
   ギアを点検するとプーラーの爪が当った部位が少し痛んでいたので
   ヤスリで面取補修を施してナントカ再使用OKでしょう、、
 
   次はベアリングホルダーをクランクシャフトから抜き出す作業、
   純正マニュアルを見ると、
イメージ 8
   ゲルマン式の頑丈そうな専用工具を使っている写真、
   M8ボルトを固定している場所は、
イメージ 9
   この2ヶ所(親指と人差し指)だけでしょう、、、ボルトを仮止めしました。
   先日、藤棚博士さんからマニュアル通りにしないと壊れるよ、、とアドバイスが
   ありましたので注意しています。
   これで良ければプーラーでこの穴をボルトとプーラーで引張りたい、と思います
   今日はここまで、ギアが抜けてスッキリしました。
   次はクランクベアリングホルダー抜き、そしていよいよクランクシャフト抜きですね、
 
    以上、、

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