雲が昨日より多目、
基地でR60エンジン分解にマタマタ取り掛かりました。
タイミングギアケースで上部のカムシャフトギアの取付けM8皿ボルト4本を外して
失くさないよう紙袋に入れて整理保管、昨日100円ショップで部品整理用に紙袋を
買って来て今日外した部品、ボルト類を整理しました。
鉄工道具は殆どないので木工作業、
カムシャフト抜きをしようと、材木とベアリングプーラー部品で工夫して、
ハイブリッド式専用工具を作り作業、20才代頃の創意工夫、改善提案を思い出します。
木材は圧縮方向には強いです。
特製工具の木材足をギアから離しました。接触させるとギアの自由が無くなり、
ギアを抜く際にウォーム歯が干渉してカジッてしまいます。
上手く進んでカムシャフトが引き出せました。
カムシャフトがお目見え、見た感じカムシャフトカム部、ベアリングは大丈夫の
ようです。ドイツの技術、品質を感じますね、、
タペット(カムシャフトとプッシュロッド間に入っているカムフロアー部品)
を引き出して点検、(プッシュロッド側を上にした写真)
R/EX R/INのタペットのカム接触面に少し小さなキズがありました。
これ位は、大丈夫かな、と思いたいのですがどうでしょう、、、
(カムシャフト側を上にした写真)
クランクシャフト、タイミングギア側のベアリングはドライバー先で引出して、
抜けました。
これも大丈夫そうに見えますが、、どうかな、
オイルポンプドライブギアを外そうと、M8ナット(下写真のギア中央部)をレンチで
緩めると、緩まない、変な感じでした。
CLYMERのマニュアルを朝方眺めての作業でしたが、
後で純正マニュアルでチェックすると、left-hand thredと書かれていて逆ネジでした。
つまり逆ネジを逆に回して壊してしまった、、、僕のチョンボ、、、残念
どうしたものか、、考えましょう、、
そして点検すると、写真のギアの40分の位置にギア欠けが1ヶ所見付かりました。
いつ歯が欠けたのか分りませんが、歯の破片は見付かりませんでしたので、
相当に昔なのでしょう、、
オイルポンプギアとタイミングギアを噛み合わせて手で回すと、何も引掛りや抵抗も
無く回せますが正常品のギアと交換するのが良さそうです。でも部品が高そう、、
今日はここまで、、
以上、、